「写真」の領域で卒論をやるにあたって最初に読んだもの。
カメラの発展のあたりはかなりしんどかったのだが、前衛芸術運動あたりでワクワクし始める。「レンガー=パッチュ*1」なる新即物主義*2写真家の、『世界は美しい*3』での一作品を見て、かなりの勢いで墜ちた。
自分でこういった写真を撮るのが好きだったので、レンガー=パッチュの作品はかなり好みだ。しかしパッチュ、かなり文献が少ない。困った……。
この文献ではアウグスト・ザンダー*4も新即物主義の項目で登場するが、他の文献を読んでいると「ザンダーの作品は新即物主義に近い」などの記述が見られるため、どうやら微妙なラインらしい。
(4月13日)